水天宮でのお宮参り出張撮影

こんにちは。品川区、大田区、二子玉川や武蔵小杉を中心に出張撮影を行っているライフスタイル・フォトグララファーの飯村みほです。

下町情緒が残る東京の人形町には安産と子授けにご利益がある神社で有名な水天宮があります。お宮参りの撮影はこちらの神社を訪れることがよくあります。今回はそんな人気のスポット、水天宮での出張撮影フォトレポートをお届けします。水天宮でのお宮参りのポイントや注意点なども最後にまとめてみましたのでそちらもご覧ください。

撮影したのは12月の中旬なので、まだお正月には気が早いかな?というタイミングでしたが、年始用の提灯が飾られていました。

年始の飾り

お宮参り撮影が素敵なのは、とにかく赤ちゃんが皆さんをハッピーにさせてくれることです。特に遠方にご両親がお住まいの場合は、このタイミングでお孫さんに初対面、ということもありますよね。

意外に思われるかもしれませんが、お宮参りではそんな孫に会えて嬉しい笑顔いっぱいのじいじとばあばの写真を沢山残したい思っています。

シャッターチャンスは携帯で赤ちゃんを撮影しているところ。目を細めながら赤ちゃんを一生懸命撮影している間、まさか自分が撮られているとは気づきません。そして、赤ちゃんを抱っこしてもらったところもいいですね。

もちろん、主役のベビーやパパママの写真も撮影していますし、あるいはお兄ちゃんや姉ちゃんがいると、フォトグラファーもちびっ子を追いかけてしまいます。ご家族によって、撮影しておきたいポイントは異なると思いますので事前にどんな写真を多めに残したいか教えていただけると助かります。

みんな赤ちゃんに夢中

※2020年8月追記

コロナウイルス感染拡大予防のため、控え室ならびにご祈祷に昇殿可能な人数が制限されています。ご参拝前に水天宮公式HPのお知らせよりご確認ください。

ご祈祷は30分ごとに行われていて、本殿の中には沢山の参列者が一度に入れます(本殿の中にはカメラマンは入れません)。受付終了後、待ち時間もそれほどなく呼ばれることもあります。受付を済ませたら直ぐに地下の控え室で祝い着の準備をされるのが良いと思います。控え室は明るく、嬉しいことに撮影OKです(他の神社でも控え室まではOKな所が多いです)。他の参拝客さんのご迷惑とならないよう自然な様子を傍から撮影させていただくのですが、当日の様子が伝わる写真になりますよ。

下の写真は控え室で撮影しました。数回、もしかしたら一回しか着ないベビードレス、でもきっとこだわって選んでいただいたものでしょう。フリルが何重にもなっていて、豪華です。そんなドレスですが暑い夏は赤ちゃんが帽子を嫌がったり、寒いとおくるみにぐるぐる巻きになっていて、どんなデザインだったか写真にしっかりと残せない場合もあります。出張撮影の良さを最大限に生かす方法はご自宅からの撮影スタートや、控え室で撮影時間をとっていただくことです。空調が整い、欲をいえば赤ちゃんが寝転がるスペースがあると着物だけの写真、小物の写真なども撮影が可能になります。

さて、今回はママが抱っこして、お支度を始めます。
小さいミトンが馴染んでいます。そして、されるがままの様子がかわいいですね。

手袋姿が可愛いですね

祝い着(着物)の掛け方ですが、分かる、覚えているという人の方が少ないですよね。この時は水天宮のスタッフの方が特別に手伝ってくださりとても助かりました。先日、私も祝い着の綺麗な着せ方を講習会で勉強してきたので、次のお参りの際にはお手伝いが出来そうです。

大人はあーでもない、こーでもないと奮闘中。ベビーは涼しい顔をしています

ベビーソックスも可愛い

外での記念写真

ご祈祷後に本殿前で全員集合写真を撮影し、次にパパママと三人だけの撮影時間をいただきました。背が高いパパと黒のパンツスーツが決まってるお洒落なママ、都会的な雰囲気の水天宮の入り口スペースにとてもマッチしています。

入り口にて

この後も赤ちゃんの顔のアップ写真やご家族写真を何パターンか撮影させていただき、撮影終了となりました。

さて、水天宮で出張撮影のご依頼を検討されている場合にご注意いただきたい点があります。

まず日取りを決める時ですが、安産祈願に良いとされる戌の日(水天宮のHPのカレンダーに戌の日が掲載されています)が休日に重なった日は行列が出来てしまうので、こだわりのない方は避けた方が無難です。

また、ご祈祷の予約はできないため、先着順での受付になります。戌の日ではなくとも週末は混雑が予想されますので、ご参拝後にご予定がある方は10時以前の開始をお勧めします(撮影場所も限られているので撮影スポットの順番待ちになる事もあります)。

私の経験では、日曜の午後14時以降は比較的空いているのでその時間帯を狙って参拝に行くのも一つの手ですね(ご祈祷の受付時間等は水天宮のHPでご確認ください)。

水天宮には1階に駐車場があるのでお車での移動も可能です。撮影中は荷物が少ない方が望ましいのでお車に荷物を置いておくと良いでしょう。

また、七五三などで水天宮での撮影をされる場合、途中でお子様が飽きてしまうかもしれません。水天宮から歩いて10分程度の場所に浜町公園という大きい公園がありますので散歩がてら、皆さんで移動して公園での撮影時間を設けてはいかがでしょうか。

飯村みほの出張撮影は神社やお寺に到着する様子を含めてお参りの様子をドキュメンタリースタイルで記録させていただいており、皆様からご好評をいただいています。

お宮参りや七五三撮影のご依頼の際には、念のためご祈祷・祈願中の撮影が可能かどうかもご確認ください。撮影が可能な場合は大切な記念日がより鮮明に思い出されることになります。大半の神社はご祈祷中の撮影はNGなのですが、その場合でもその前後の準備する様子や、皆様が赤ちゃんを抱っこする様子などポーズではない、自然な様子で撮影することが可能です。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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