こんにちは。品川区、大田区、二子玉川や武蔵小杉などの東急電鉄の沿線を中心に出張撮影を行っているライフスタイル・フォトグララファーの飯村みほです。
以前、Lifestyle Newborn Photo (ライフスタイル ニューボーンフォト)という記事の中で、新生児の赤ちゃんと小学1年生になるお兄ちゃん、そしてママさんの3人でご自宅でのフォトセッションの様子をご紹介させていただきました。
今回は自宅で普段通りの様子を撮影するライフスタイルフォトに加え、ポージングも取り入れたニューボーンフォトセッションの様子をお伝えします。
ニューボーンフォト撮影を始めるにあたり、このジャンルの先駆者といえるbozphoto & stylesさんのセミナーやプライベートワークショップを受講させていただきました。
過去にbozphoto & stylesさんの写真をInstagramで拝見し、ふわふわ可愛いいだけになりがちな赤ちゃん写真とは全く違う重厚な世界観に惹かれました。
ご夫婦でニューボーンフォトを手がけているのですが、元看護師さんで現在は産前産後のペリネケアも行なっている麻希さんから産後ママのホルモンバランスの事や、ポージングする上での注意点を教えてもらいました。
お二人は撮影そのものが産後ケアとなるようなフォトセッションを実践していて、涙するママさんと赤ちゃんのツーショット写真は見るたびに心を動かされます。
先日マタニティフォトセッションをご依頼いただいたご家族にフォトセッションの協力をいただきました。
ニューボーンフォトは赤ちゃんが熟睡した状態でポーズをつけます。まずはミルクをお腹いっぱいに飲んでもらい、ママさんの抱っこで赤ちゃんが寝てくれるのをゆったり待ちます。
生まれたての赤ちゃんならではの姿を残したいので、落ち着いたらオムツ姿に。裸の赤ちゃんが快適に感じる環境となるよう、事前に室温を高くしていただいています。
撮影小物として今回はお祖母さまが長年愛用しているランドリーバスケットを使わせてもらいました。寝ている赤ちゃんをそっと移動させましたがカゴに入れたら目が合ってしまいました。
普通だったら目をつぶった写真は「目つぶり」で削除されてしまうのにニューボーンのフォトセッションだけは寝ていて欲しいなんて面白いですよね。
泣かずにじっとしていたのでその隙に足のアップの写真も一枚。仰向けのポーズは起きていても、寝ていてもどちらでも可愛いです。色々な角度から撮影を続けます。するとまた眠くなってきたみたいです。
この顔、私は大好きなんです!大きく口を開けた姿が可愛くてたまらないのも、子供のうちだけの特権ですね。
そしてマタニティーフォトでも登場した二人の想い出のぬいぐるみとも一緒にパチリ。
出張撮影の時だけでなく、時々ご自身のスマホでも生まれたての小さな時から同じぬいぐるみと一緒に撮っておくと子供の成長が伝わりやすく、並べた時に素敵な写真になりますよ!
カゴでの撮影を終えて、雰囲気を変えたポージング写真を撮影しました。
撮影後に仕上げたものが下の写真です。ママさん、パパさん二人の手に包まれて、まだ子宮の中にいるような姿をイメージしています。新生児独特の神秘的な雰囲気が伝わると嬉しいです。
そして、最後に赤ちゃんをミノムシのように布で巻いた姿で撮影しました。おひな巻きに似ていますが、こうすると赤ちゃんは安心して寝付きやすくなります。
見慣れないときつく巻かれ過ぎているのではと少し心配になる方もいると思いますが、新生児の場合は窮屈な子宮の中に居た時と同じような環境のほうがむしろ心地よく眠りにつけるそうです。
生まれたての赤ちゃんは手足が細いので、ミノムシのように巻かれるとそのカラダの小ささが強調されますね。
ご自宅でのニューボーンフォト、いかがでしたか?
飯村みほのニューボーン撮影では1、2枚のポージング写真と自然な様子を合わせて撮影することで、赤ちゃんがあまり寝ない場合でも貴重な新生児期の想い出となる写真をお届けできたらと考えています。
ニューボーンフォトとしての撮影のタイミングは産後3週間以内が望ましいのですが、出産直後はママさんの身体もまだまだ回復していない時期です。また、頻回授乳のため常に睡眠不足の状態が予想されます。
フォトグラファーに来てもらうとなると、撮影中の授乳のタイミングがいつになるのかそわそわしてしまうとは思いますが、いつも通りのお子様のペースで過ごしていただいて大丈夫です。赤ちゃんが深い眠りについたらポーズをつけさせていただき、その前後のお世話の様子はライフスタイルフォトとして残させていただきます。
こんな写真が欲しい、撮影日はいつにしたらいいの?など気になることも多いと思います。私としても大切な赤ちゃんを安心して任せていただけるように事前にママさんとしっかりとお話したいので、ニューボーンフォトをご希望の場合は妊娠中にご相談いただけると嬉しいです。
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