7月、戸越にできた小さなイタリアン「ワイン食堂ブルマリーノ」。
野菜や魚介の素材を生かした料理が魅力で、すでにSNSでもじわじわと話題に。
ただ、テーブルはわずか4卓。ランチは店主さんがひとりで調理・接客を切り盛りしていて賑わっていました。
今回は木曜の12:30ごろ訪れました。ちょうどテーブルが空くタイミングだったのですが外でしばらく待つことに。
なので、時間をずらすか、事前の電話予約がベスト。
行けば満足できる味だけに、この一手間を惜しまないのが賢い選択かもしれません。
店主さんは汗をぬぐいながら、調理とフロアを行き来。
「お待たせしてすみません」と声をかけてくださる姿からも、目の前の客を大事にしているのが伝わってきます。
店内は決して静かではなく、お客さんの雰囲気によってはけっこうワイワイ。
でもその活気が心地よく、**“静けさよりも温度感のある空気”**を楽しめる人にはちょうどいい空間です。
店内は黄色のアクセントカラーが散りばめられていました。
最初に運ばれてきた前菜プレートがこちら:
新鮮で手が込んでいて味に抜かりなし。
ドレッシングの柑橘感が効いたサラダも印象的でしたが、個人的にはお皿が可愛くてそれだけでテンションが上がってしまいました。
この日のメインは、夫と別メニューを注文してシェアしました。
アサリ×トマト×バジルソースの組み合わせで夏バテ気味のときにもぴったり。
ナス、ひき肉、トマトソースが重なる定番の組み合わせ。
焼きたてらしく表面はカリッ。
食べごたえありで、1皿でしっかり満腹になるボリュームです。
見た目に派手さはないけれど、「味で勝負してる」感がひしひし。
食べ終わったあと、「ちゃんと食べたな」と体が喜んでるのがわかる感じです。
食後のドリンクの時にさりげなくキットカットが1個。
気取らない優しさというか、「これくらいでちょうどいいよね」っていう抜け感が良かったです。
味は本当に美味しい。ボリュームも満足。
でも、席数の少なさと待ち時間のハードルは正直に伝えたい。
それでもまた来たくなるのは、料理と店主さんの誠実さが伝わってくるから。
時間に余裕がある日に、ぜひ一度試してみてください。