こんにちは。ライフスタイルフォトグララファーの飯村みほです。品川区、大田区、二子玉川や武蔵小杉を中心に出張撮影を行っています。
今回はマタニティフォトの撮影レポートをお届けします。夕方の撮影やマッジックアワーの写真が気になっている方の参考にもなるフォトセッションです。
撮影場所は、多摩川河川敷。これまでも多摩川浅間神社のお宮参り撮影や、入学式や家族写真のフォトセッションで使わせていただいているお気に入りのロケーション。
主人公は臨月の妊婦さまです。一般的にマタニティ撮影は7ヶ月から9ヶ月くらいが推奨されているようですが、今回のママは初産ということもあり、お腹が目立ってきて時間に余裕がある産休に入った10ヶ月でのタイミングとなりました。
さあ、撮影のスタート!馴染みのある沿線の電車と一緒に。この日は少し雲が多く、光がどんどん変わっていきます。
自然とこんなポーズも。カメラ目線が恥ずかしいからといろんなポーズで和ませてくださるチャーミングなカップルさんでした。
皆さんは、マタニティフォトと聞いてどんな写真を連想されますか?世代によって違うのかもしれませんが、有名なのはデミ・ムーアさんがバニティフェアという雑誌の表紙を飾ったマタニティヌード写真です。とても印象深く、自分も妊娠したらいつかあんな写真を残したい。当時はそんな風に感じました。
そして実際に自分が妊婦になってみると、、、。気持ちはすっかり変わっていました。妊婦だからといってヌード写真の撮影なんてありえない!ヌードマタニティフォトは、元々のカラダの美しさ、そして妊娠中も体型の維持があっての一枚。妊娠中は通常と違う体型とはいえ、裸になったりお腹だけでも露出することに抵抗を感じる人も多いはずです。
私としては普段着、またはドレスやワンピースを着用しての撮影がしっくりくるので飯村みほの出張撮影ではお好きな服装で行います。ただ、お腹の膨らみ方には個人差があり服装によっては目立たないので、体調とご相談の上で撮影のタイミングを計っていただけたらと思います。
妊娠後期になると、腰痛などの多くの妊婦さんが悩むカラダのマイナートラブルはつきものなので、体調によっては自宅撮影を含めたロケーションの検討が必要な場合もありますね。
かくいう私も妊婦中。外出先ではいつもトイレの心配をしています。1時間ずっと立っての撮影はしんどそう、そしていざ撮影を始めてちょっと疲れたな、喉が渇いたな、などありましたら遠慮なく言ってくださいね。いつでも休憩を挟んで大丈夫です。女性フォトグララファーなので、伝えやすいと感じていただけたら嬉しいです。
今回改めて感じたマタニティフォトの良さというのは、大きくなったお腹の記録より、赤ちゃんを迎える家族の溢れる気持の表現として気持ちまで残せることです。撮影した写真を振り返ってみて二人の穏やかな表情に涙が出そうになりました。
妊娠中の女性のオーラと、旦那さんとの繋がりは特別なものがあると思います。そんな赤ちゃんが宿る神秘や、喜び、そしてなにより妊娠中の女性の美しさを表現するのに夕焼けの景色がとてもマッチしています。
外での撮影ですが、工夫すれば衣装チェンジをして印象を変えることも可能です。こちらのお二人はペアルックの雰囲気になる白シャツとジーンズも用意してくださいました。
出産間近になると、胎動を強く感じたこと、検診で心拍を聴いたこと、マタニティクラスに参加したこと、性別がわかって服を用意したこと、など既に産まれてくる赤ちゃんとの思い出が沢山あるのではないでしょうか。
撮影を進めるうちに、どんどん日が落ちてきてオレンジ色も濃くなってきます。残された撮影時間も限られています。
多摩川河川敷では四季折々の景色が広がっています。9月初旬ですが、秋の雰囲気が漂います。
最後に、武蔵小杉の高層マンション群をバックに。大切にしている人形と一緒にパチリ。お二人のお住まいもこのエリアのため、多摩川や東急線と一緒の写真達が良い想い出になるといいなと願っています。
今回の撮影レポートいかがでしたか?まだまだハレの日当日の記念写真ニーズが多い出張撮影ですが、飯村みほのフォトセッションではイベントが無い日にゆったりと今の家族の在り方を残せるような、可能な限り自然な姿の撮影スタイル=ライフスタイルフォトをご提案しています。
今年は記録的な冷夏となり、雨の日が続きましたね。実は最初に予定していた撮影日は雨の可能性が強かった為、翌週にリスケしました。お二人が寛容にも撮影日の変更に柔軟に対応して下さったので今回のようなマジックアワーの撮影が実現しました。夕暮れの美しい光とともに撮影したい、というフォトグララファーの願いに共感して下さりありがとうございます!
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