お宮参りは、赤ちゃんの誕生を祝う日本の伝統行事であり、家族にとって大切な1日です。生後30日前後に行われるこの儀式は、赤ちゃんの健やかな成長を神様に祈願し、感謝を捧げる場でもあります。
多くのご家庭では、祝い着に身を包んだ赤ちゃんを連れて神社に参拝し、家族写真を撮ることが慣例とされています。
この記事では、品川区を中心に出張撮影フォトグラファーとして活動している私が、下記の点を中心にご紹介します。
伝統を守りつつも、家族のスタイルに合わせたお宮参りを迎える際の参考にぜひしてくださいね!
品川神社は、1187年に創建されたとされ、長い歴史を持つこの神社は、品川の守護神として崇められています。また、旧東海道沿いにあり、かつては旅人の安全を祈願する場所としても重要な役割を果たしていました。
現在では多くの参拝客や観光客が訪れる名所でもあり、地域の文化や歴史を体感できる場所となっています。品川神社は、京浜急行の新馬場(しんばんば)駅を出てほとんど道向かいにあります。大きな鳥居と急な階段が目印です。
階段を上りきると本堂とその右手にいくつもの朱塗りの鳥居が続き、阿那稲荷神社があります。
さらに阿那稲荷神社に向かって右手から連続した鳥居の先にパワースポットとして有名な一粒萬倍の泉があります。この泉の清らかな水でお金を洗うと万倍になって戻って来ると言われており人気のスポットです。
最寄りの駅は京急本線の新馬場(しんばんば)駅で、北口より徒歩約5分で到着します。また、JRや東京メトロの品川駅からも徒歩圏内で、約15分ほどでアクセス可能です。
駐車場は、参拝者専用の5台分が用意されております。無料ですが、車路はかなり急勾配となっているため要注意!
品川神社社務所(受付9時〜17時まで)
電話:03-3474-5575(9時から17時まで)
品川神社には見どころのスポットがたくさん。下記におすすめの見どころスポットを紹介しますね!
お宮参りでの家族写真はもちろん、ご希望の場合は赤ちゃんの機嫌を見ながら見どころスポットでの家族写真を案内させていただきます。
お宮参りは、お子様が生後1か月ごろに始めて神社に参拝し、健やかな成長を祈る伝統的な儀式です。パパが育休取得を予定されていると曜日に関係なく30日前後にお参りが可能ですね。また、ご両家集まってお祝いしたい時はご家族のご都合に合わせて、また100日祝いのお食い初めも合わせてのお祝いにするご家族も増えてきています。
お宮参りの際の赤ちゃんの服装は、肌着の上に白羽二重(しろはぶたえ)という白絹の着物を着て、祝い着をまとう産着姿が正装とされていました。
最近では祝い着の下に、真っ白い退院着として着たセレモニードレスなどの洋服を着る子が多いですよ♪
レンタルサービスの場合、祝い着、ジュバン(下着)、帽子、よだれかけ、お守りの5点がセットで貸し出されることが一般的です。
赤ちゃんにとって1ヶ月検診を終えて初めてのお出かけになるケースも多く、特に冬場には赤ちゃんが寒くないように防寒対策をしっかり整えることも重要です。
両親は和装またはセミフォーマルな洋装が望ましいとされています。パパはスーツ、最近はママも着物ではなくセミフォーマルなドレスなども増えてきました。猛暑日が予想される7月8月はお参りをさけたり、ワンピースとジャケットなしのシャツ姿で対応するなど親御さんも体温を調節しやすい服装を選ばれてください。
祝い着をつけるので、少しフォーマルなスタイルが似合いますね。スーツ姿や女性は通年ワンピース姿、せっかくだからと着物をお召しになるママも多くいらっしゃいます。着物の場合は、授乳がしばらくできなくなるので母乳が必須の赤ちゃんだと難しそうです。
生後1か月前後の赤ちゃんは、ようやくお出かけをできるようになった頃です。
赤ちゃんに必要なものは、自宅で使っているものを少量ずつお出かけバックにまとめて持っていくことで不安をなくすことができます。
もし季節外れの猛暑日になってしまった時は、保冷剤を脇に挟んであげると体温上昇を抑えられます。また赤ちゃんにあまり負担にならないように短い時間でお参りを済ませる工夫も大切です。
祝い着の着せ方は難しくありませんが、一度上のビデオを見ておくと当日がスムーズです。お参りの時は、父方の祖母が抱っこされるのが古い慣わしですが現在ではそれぞれのご家族で決めていただいて大丈夫です。撮影に入らせていただく時は、ママは勿論のこと、ご両家で交代で抱っこしていただいています。
1. よだれ掛けと帽子を被せる
2. 着物と襦袢(既に重なっています)両方の紐を袖に通す
3. 赤ちゃんの頭を肘の少し上で支えるように横向きに抱っこする。お顔の向きは抱っこしやすい方でOK。
4. 着物の模様が見えるように正面から被せるようにつけて、紐を肩の後ろで蝶々むすびにします。
特に品川神社は赤ちゃんを寝かせる台がないので、家族同士協力しながらつけてくださいね。
品川神社のお宮参りの際は、事前の予約が必要です。お宮参りの日程を決めたら2日前までに予約を済ませましょう。
品川神社の初穂料は、5,000円から設定されています。
初穂料は、紅白の水引の付いたのし袋に入れて受付の際に提出します。お札もできるだけ新札を用意するとよいでしょう。
境内での出張撮影には、申請が必要です。ご祈祷の予約時にひとこと、プロのカメラマンに境内での撮影をお願いしている旨をお伝えください。
Miho Iimura Photographyの出張撮影をご利用の際には、撮影前に私が社務所に伺い申請を済ませますのでご安心してお任せください。なお、ご祈祷の最中や本殿のお賽銭箱の前での撮影は禁止されています。
撮影時間は30分を目安にと案内されますので、ご祈祷のご予約時間から20分後くらいから撮影を開始されるとちょうどご祈祷後に本殿前から記念撮影を始められます。
祝い着を掛けた時、多くの場合赤ちゃんの顔はカメラの方に向いておらず、隠れています。お詣り後、撮影前に赤ちゃんの顔が見えやすいように整えさせていただきます。
Miho Iimura Photograpyでは、お宮参り当日のお支度の様子から撮影が可能です。
お宮参りの家族写真は、祝い着に包まれた赤ちゃんと一緒に御祈祷前後にご家族一緒に撮影することが一般的です。
神社での撮影も日本の伝統的な1枚を形に残すことができますが、品川神社のようにご祈祷中に撮影できない場合は赤ちゃんが抱っこされている立ち姿の写真が中心になります。また屋外での撮影となるので、雨や猛暑、寒さが心配な日も多くあります。
ご自宅内は室温も調節でき、赤ちゃんの場所見知りもありません。安心な空間でのお支度の様子からの撮影は、リラックスした普段のご家族の雰囲気に近いためお勧めです。
ご自宅ではミルクをあげたり、部屋着からベビードレスに着替えるシーンや、おむつ変え、期間限定のベビーベットを使って赤ちゃんの顔が見えやすい工夫をしながら当時の赤ちゃんの居る暮らしを記録させていただいています。
品川神社で迎えるお宮参りは出産からご自宅に戻られて慣れない生活にバタバタしながらも、あっという間に1か月検診やお宮参り当日を迎えることになります。
一生に一度しかないお宮参りで撮る家族写真は、家族の始まりとして大切に1枚になります。バッテリーや予備のカメラ、撮影スポットの心配はカメラマンにお任せして、この特別な日をご家族で安心して迎えられるようにサポートします。
お気軽にMiho Iimura Photograpyまでお問い合わせくださいね♪