【体験レポ】おや親カフェ品川に初参加!行ってみたら、心が軽くなった話

青空の元、真っ直ぐ育つススキの若草

先日、子ども若者応援フリースペースが開催している「おや親カフェ」に初めて参加してきました。
行き渋り気味の小学生の娘との関わり方や宿題の悩みがつのり、オンラインの子育てコミュニティに入ってはいるものの、「対面でお喋りしたい」という気持ちが強くなっていたタイミングでした。

同じ品川区の親が集まる場というのも魅力で、地元ならではの情報が得られるかもしれないと期待して申し込みました。
参加はGoogleフォームから簡単にでき、前日にはリマインドメールも届き、とても親切な流れでした。

おや親カフェ会場が入っているマンションの外観

おや親カフェの会場はこんな場所

開催されているのはマンションの一室にある「若者支援スペース」のなか。上の写真の右奥(マンションの突き当たりにある自転車置き場)まで進み左手に入り口があります。

おや親カフェの開催案内が書かれた入口の看板

部屋の中は明るく、ボードゲームやカードゲームなどが置かれていて、リラックスした雰囲気でした。

冷たい飲み物や温かいお茶、ちょっとしたお菓子まで用意されていて、思わずほっとする気持ちに。

当日の進行の流れ

カフェコーナーの写真

10時から12時までの開催でしたが、時間内なら好きなタイミングで参加・退出OK。
私は娘が「学校に行かない」と言ったので少し遅れて10時過ぎに到着しましたが、他の参加者の方も同じくらいのタイミングで来られていました。途中で帰る方もいて、無理のない雰囲気です。

この日は私を含め3人のママが参加。
いずれも小学生低学年のお子さんがいる方で、1人はリピーターさん、もう1人は初参加の方でした。

進行はNPO法人おばちゃんちの代表・幾島博子さん(元品川区児童センター職員)がリード。
一人ひとりが順番に悩みや状況を話し、みんなで静かに耳を傾けるスタイルでした。

宿題の悩みに素敵なヒント

私は「娘が宿題に手がつかないこと」などを相談しました。
すると参加者のママが、素敵な体験談を話してくれました。

  • 音読は「今日はお母さんが読む?それともあなたが読む?」と選ばせる
  • 音読のタイトルだけしっかり読んで「感想教えて!」とする日があってもいい
  • 算数はじゃんけんして負けた方が問題を解く

などなど…
同じ言葉でも楽しい雰囲気で声かけすることで、子どもも前向きになるんだなと実感。

幾島さんからは「宿題をやる・やらないが学力にそこまで大きく影響するわけではない。そんなに神経質にならない方がいいかもね」という温かい言葉も。

そして、こんなサービスも紹介してもらいました。
👉 宿題あそび でっこぼっこ

おや親カフェで貸し出されている書籍


さらに、貸出図書として、幾島さんが私に合いそうな本を1冊選んでくれました。「次回の相談会の時に返せばいいですよ」とのこと。さりげなくて、嬉しい仕組みだな〜と思いました。

帰宅後、娘との変化

品川区の不登校支援のパンプレット

そして、帰宅してから驚いたのは自分の気持ちが軽くなっていたこと。
お昼ご飯を食べながら、娘に「学校行きたくなかったんだね」「宿題どうする?」と極力、軽い調子で聞くことができました。

そして「宿題、やらなくてもいいけど、じゃんけんで負けた人が解くっていうのどう?」と提案すると…
娘は「いいね!やろうやろう!」と大喜び。
結果、半分に減らして提出する予定だった宿題を、この日は全問一緒に楽しく終えることができました。

まとめ

おや親カフェのチラシ


おや親カフェに参加してみて、本当に良かったと感じています。
悩みを共感して聞いてくれる人がいること。
品川区が提供している不登校支援や育児相談に関する情報が知れること。
そして、家に帰った後の私の気持ちが変わり、娘にも優しく向き合える自分になれたこと。

「通常の学校に行くことが全てではない。一人ひとりに合った対応をしていけばいい。
一人で抱え込まずに、気軽に相談していいんだよ!」
そんな大切な姿勢を、この場で教えてもらいました。

少しでも、参加を迷っている方に私の体験が参考になれば嬉しいです。
そして私自身も、また次回も参加したいと思います!