ご妊娠、ご出産、おめでとうございます!赤ちゃんの貴重な姿を写真に残したい!ニューボーンフォトが気になるけど、いつまでに予約をしたり撮影すれば間に合うのかな?準備するものはあるのかしら・・・様々な疑問や心配があるかと思います。このブログでは、ニューボーンフォトには2つの撮影スタイルがあるということ、その違いや特徴、撮影のタイミングなどをお伝えしています。
そもそも・・・ニューボーン(Newborn)を直訳すると新生児ですね。日本での新生児は生後0日から28日目なので、新生児の写真=Newborn Photoという解釈の場合、ギリギリ28日目でも撮影はOKかしら?というと、どんな写真が撮りたいかによって答えは大きく変わります。
海外ではニューボーンフォトは2つのジャンルに分かれています
今すぐ知りたい!というあなたのために、簡単に違いをまとめてみました↓
上の比較をみて、こちらの方が向いているな、あるいは、この部分がもう少し知りたいな〜と感じたかもしれません。わたしは現在、ライフスタイル・ニューボーンフォトの撮影を行っていますが、ライフスタイルフォトと出会う前はポーズドニューボーンフォトを学びました。
※2024年2月現在、日本のニューボーン撮影は出張でのご自宅撮影が中心です。その特性上、上記の2つのスタイルをミックスした撮影を行っているフォトグラファーさんが多く存在します。ご予約前に必ずサービス内容を確認して、こんな写真が残したいを叶えてくれる方との出会いがあることを願っています。
ニューボーンフォトと聞いて、まずこのような写真をイメージされたママが多いのではないでしょうか?英語圏ではポーズドニューボーンフォト(Posed Newborn Photography)と分類されています。フォトグラファーは赤ちゃんがママのお腹にいた時(胎児)の姿勢を再現したポーズをつけて撮影します。
→赤ちゃんが寝ている写真が主になるため、1日の大半を寝て過ごす生後10日以内がオススメ。撮影時間が短くなる可能性が高いので、ご家族の負担も減らせます。生後28日以降は絶対だめなのかというと、赤ちゃんが目覚めやすいので目を開けた写真も撮りますよ、衣装やミニベッドがサイズアウトしちゃうのでセットが限られますよ、など条件付きでの撮影が可能な場合があります。
素敵なフォトフラファーさんを見つけた場合、諦めずに問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
逆に早く産まれてきた子の場合は体重がOOグラム以上になったら、などの基準もあるので、その時もフォトグラファーに相談します。
3時間くらいが多いはずです。そんな中1時間でおくるみにくるまれた赤ちゃんの写真だけを撮影するプランも見かけます。赤ちゃんが深い眠りに入るタイミングに左右されるため時間制よりも、衣装や背景のセット数、ポーズの種類、納品枚数などで金額が変動するフォトグラファーの方が、より完成度の高い写真を提供していると感じます。
多くの場合、フォトグラファーが用意します。
籠やおくるみ、可愛い洋服、バケツやミニベッドなど、どんなセットがいいかなと選ぶのはワクワク、楽しい時間ですね。小物や背景となる布の交換などの準備にも時間がかかります。スタンドライトやバック紙を持ち込むこともあります。
フォトグラファーが担当することが多いと思います。赤ちゃんをスッと寝かせて、ストレスを最小限に背景をかえたり、着替えさせてあげることが、ニューボーンフォトグラファーの腕の見せどころです。
授乳やミルク、赤ちゃんオムツ替えが必要な時はご両親にバトンタッチすると思います。それ以外の時間は、基本的にはリラックスして撮影風景を見守るだけでOK。
ご夫婦や助産師さんとペアで活動されているフォトグラファーさんも多数います。赤ちゃんの頭を誰かが支えて何パターンか撮影して、複数の写真を合成して完成させるポーズがあるので、そのような時に新生児の扱いに慣れたプロフェッショナルが担当してくれると親御さんも安心して任せられるかと思います。また、機材、小物セッティング、片付けも二人で行うほうが早いので全体の所要時間も短縮できます。
ポーズドニューボーンフォトはアートニューボーンと呼ばれるくらい、飾れる美術作品として完璧な1枚を目指しています。写真を加工したり、背景を合成したり、乳児湿疹や黄疸を目立たないようにしてお届けすることが多いですが、これもフォトグラファーさんによって方針が変わるので、事前確認しておくと安心ですね。例えば、お肌補正15枚や、アルバムに入れる写真のみ修正しますというプランも多いと思います。(上の写真は背景を真っ黒にする加工をしています)
日本ではライフスタイルニューボーンという呼び方ではなく、ナチュラルニューボーンフォト、自然な新生児写真、赤ちゃんの日常写真などと呼ばれることが多いです。産まれたばかりの赤ちゃん、そして赤ちゃんを囲む家族の自然な姿を撮影します。当時のご自宅の様子、ベビーベットやクーファン、お世話のためのアイテムなど愛おしいディテールを丸ごと記録することができます。ママが10年後に見返した時、この日の気持ちや赤ちゃんの甘い匂いなど全部思い出せるような、そんな写真になります。
厳密に言えば生後28日までが新生児なのですが、ママの体調だったり、里帰りなど様々な理由で産まれて直ぐは撮影できないこともあります。振り返ってみれば、2-3か月までの赤ちゃんはまだまだ産まれたばかりなので、ママの都合の良いタイミングで良いとMiho Iimura Photgraphyは考えています。新生児期の儚いような小ささは消えていますが、遅めのお宮参りの前にご自宅でニューボーンフォトを希望されるご家族も増えてきています。
赤ちゃんが寝ていなくても大丈夫なので、1時間のプランのフォトグラファーさんも多いです。もし3歳以下のごきょうだいがいる場合、おじいちゃんおばあちゃん、ペットなど参加者が多い時は家族写真に時間がかかることがありますし、時間が長い方がより自然体なお世話風景を残すことができるでしょう。沐浴風景、授乳やオムツ変えなど、いつものお世話の様子を記録したいなら長めの時間撮影してくれるフォトグラファーが良いかもしれません。
特別な衣装ではなく、普段通りの服装で撮影します。Miho Iimura Photographyではウェルカムガイドで洋服のアドバイスもお伝えしています。赤ちゃんは産まれたての特徴である体毛で覆われた背中や細い手足などが良くわかるので、裸やオムツ姿にしたり、沐浴風景を撮影することもあります。撮影場所はリビングが多いのですが、お部屋を見せていただき、光が綺麗な場所や美しい背景をフォトフラファーの視点で探します。
必ずしも寝ていなくてもOKなのですが、ぐずっている時、泣いていたらいつも通りご両親があやしたり寝かしつけをします。赤ちゃんのお世話中、みなさん驚くほど笑顔に溢れているのでその嬉しさいっぱいのご両親の様子を記録します。
ご自宅にお邪魔するのはフォトグラファーだけです。機材など大掛かりなセッティングはありませんが、綺麗な写真を撮るために家具を少し移動したり、お手持ちの小物をアレンジしたりする場合があります。
ライフスタイルフォト、ナチュラルフォトでは写真の特殊加工は行わないことが多いのですが乳児湿疹や黄疸など気になることがあれば、ご相談ください。湿疹は生後2週間後くらいから増えることが多いので、退院直後の生後10日以内の撮影日を予定するとお肌も比較的綺麗な可能性が高まります。
ニューボーンフォトに、ポーズドと、ライフスタイルの2種類のスタイルがあることやそれぞれの特徴が伝わりましたか?もし、質問がありましたら遠慮なくお問合せくださいね。
アメリカの大学で写真学科を卒業したので、英語で対応可能です。
こちらからフォトグラファー・飯村みほの出張撮影のHPで作例をご覧いただけます。