御祈祷中の撮影もできる増上寺で初参り(お宮参り)|東京タワーを背景にロケーション撮影

東京タワーと増上寺の本殿

赤ちゃんの誕生を祝う日本の伝統行事である初参り・お宮参りは、新しく家族を迎えたご家庭にとって大切な1日です。生後30日前後に行われるこの儀式は、赤ちゃんの健やかな成長を神様に祈願し、感謝を捧げる場でもあります。

多くのご家庭では、祝い着に身を包んだ赤ちゃんを連れて寺院や神社に出向き祈祷を受け、家族写真を撮ることが慣例とされています。

この記事では、品川区を中心に出張撮影フォトグラファーとして活動しているMiho Iimura Photograpyが、東京タワーや芝公園のすぐ隣に位置にする増上寺で初参り(お宮参り)を祝うため下記の点を中心にご紹介します。

増上寺で初参り(お宮参り)を祝う|このブログのポイント

はじめに増上寺で初参りを祝う際のおすすめポイントを紹介します。

東京タワーと大殿を背景のお宮参り記念写真

お宮参りの出張撮影をなら増上寺がお勧め!その理由

・祈祷中の写真撮影OK:他の寺院や神社では禁止されている事が多い御祈祷中の撮影も増上寺では可能です。そのためか、5組中3組が持ち込みカメラマンと一緒だったいうこともありました。

ご祈願中に撮影をしているご家族

・東京タワーと一緒の写真:参道の先にある三階建ての大きな大殿は東京タワーを背に撮影できる増上寺ならではの撮影スポットがあります。

青空に伸びる東京タワー

・天気が悪くても家族写真を撮れるスポットが豊富:ご家族の予定をせっかく合わせても天候はなかなか読めません。増上寺は、門や建物が大きく雨の日でも屋根の下など撮影スポットが確保しやすい利点があります。

・他の参拝客が写りこまない工夫が撮りやすい:また敷地もかなり広いため、七五三などの混雑シーズンと重なっても背景に他の参拝客が写り込まない工夫が取りやすいこともおすすめポイントの1つです。

赤ちゃんがいても安心の増上寺のおすすめポイントを紹介

増上寺の初参り(お宮参り)のおすすめポイントは他にもあります。

増上寺では、一般の参拝客には開放しておりませんが、初参り(お宮参り)の祈祷をご利用の方には、無料の駐車場の案内があります。車での訪問をお考えの方は、予約時に問い合わせておくと安心です。

受付を終え、御祈祷までの時間は、畳の待ち合いスペースで、祝い着を付けるなど準備も可能ですよ。

増上寺の駐車場を歩くご家族

増上寺の初参りと家族写真の様子

増上寺での初参り(お宮参り)の1日の様子をまとめたブログ記事もありますので、当日の様子や撮影できるお写真の雰囲気などはこちらの記事からご確認ください。

ブログ内で紹介していないスポットでの撮影も可能です。ご希望のカットがある場合には、お気軽にご相談くださいね♪

初参りとお宮参りは一緒?

一般的に「お宮参り」という言葉の方がパパママには根付いているのではないでしょうか?初参り(はつまいり)は寺院、お宮参りは神社で、どちらも生後1ヶ月の赤ちゃんの誕生を祝い、これからの健やかな成長を祈るための儀式ということで変わりありません。

増上寺にお電話でお問い合わせする際には、初参りで利用したいとお伝えするといいですね。

ご祈願中の安国殿の中の様子

増上寺で初参り(お宮参り)の祈祷を受ける準備

予約・受付

増上寺では、当日の予約は受け付けておらず、事前に予約が必要です。専用のサイトも用意されています。

予約フォームリンクはこちらから

予約時の注意事項

  • ご希望の日程の1週間前までに予約
  • その他、お寺の行事ため祈祷を受け付けていない日もある
祝い着の上に垂れた赤ちゃんの手

※下記の期間は終日初参りをお受けできません。
・1月1~16日:正月初祈願
・1月、5月、9月の15日:正五九祈願会
・2月3日:節分追儺式
・2月二の午:円山稲荷祈願会
・4月1日~7日:御忌大会
・4月 第3日曜日:地蔵尊大法要
・7月:地蔵尊盆踊り
・7月・8月のお盆期間中 13~15 日
・12月20日~31日
・春・秋の彼岸中日
※その他行事等により、法要がお受けできない場合もございます。あらかじめ、お電話等でご確認ください。

増上寺 初参り祈祷のご案内

祈祷時間・冥加料について

増上寺で初参りのご祈祷は11時半と14時半で設定されており、祈祷の時間は約20分間です。

祈祷料: 神社で使われる初穂料という言葉のほうが馴染み深いと思いますが、寺院では、冥加料(みょうがりょう)といい、増上寺の初参り祈願の場合、冥加料の金額は1万円で設定されています。

初参り(お宮参り)とお食い初めを同日に行ってもいいのか

*冬の時期は体調を崩さないか心配だから少しあったかくなった頃にしようか

*夏は暑いし、秋ごろのほうがいいかな?

*1か月検診も行ったばっかりだし、もう少し落ち着いてからでもいいんじゃない?

産後1か月前後は、リズムを整えるだけでも大変です。季節に応じて悩みも尽きません。そのため、少し落ち着いてからであれば、「初参りとお食い初めを同日に行って良いのかな?」と疑問を持たれるママパパも少なくありません。

増上寺の初参りのページにも「産後30日から100日前後をめどに」と記載がるように、赤ちゃんの生まれた時期や体調に併せて参拝の時期を柔軟に設定されるご家庭が多いです。

産後は赤ちゃんだけでなくママも出産を終えて体力的にも負担は大きいです。

特に赤ちゃんが初めての場合は、赤ちゃんと過ごす時間もパパより長くなるご家庭が多いと思います。初参りの日程を決める際には、ママの体調にも気を付けながら相談することをお勧めします。

増上寺近くでお食い初めができるおすすめのお店

増上寺の近くには、「ザ・プリンス パークタワー東京の日本料理・芝桜」や「東京 芝 とうふ屋うかい」などお食い初めも併せてできるお店もあります。

この記事では、「東京 芝 とうふ屋うかい」さんでお食い初めの様子をまとめてあります。

増上寺基本情報

所在地:東京都港区芝公園4-7-35

電話:03-3432-1431(午前9時から午後5時まで)

拝観時間:本堂が午前6時から午後5時半、安国殿は午前9時から午後5時

アクセス:

*電車をご利用の場合

JR線・東京モノレール 浜松町駅から徒歩10分

都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園から徒歩3分

都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分

都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅から徒歩7分

東京メトロ日比谷線 神谷町駅から徒歩10分

*お車をご利用の場合

東京駅からタクシー利用で約12分ほど

【駐車場】

増上寺には一般参詣の駐車場はありませんが、初参り、七五三などのご祈願でご利用のご家族様には、ご祈願のお申し込み時に安国殿前の駐車場などへのご案内がございます。お申し込みの際にご確認ください。

まとめ

この記事では、増上寺で初参り(お宮参り)を祝うためのおすすめポイントを紹介しました。

増上寺は、明徳四年(1393年)、浄土宗第八祖酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人によって開かれました。それ以降、地域住民に愛されるだけになく、格式の高い寺院で、観光スポットとしても人気があり、両家揃っての初参り(お宮参り)にぴったりです。

最近では、初参り(お宮参り)とあわせて、お食い初めを行うご家庭も珍しくありません。

赤ちゃんにもまだまだ負担をかけたくない。

また季節によっては体調を崩さないためにもあまり長い時間外にいたくない。

当日はバタバタしたくないからゆっくり両家でお食い初めは別日に!などお宮参り後のプランもご家族によりさまざまです◎

ご家族の予定や、季節に合わせて初参りの日を設定してはいかがでしょうか。ご不安な点や質問など、お気軽にMiho Iimura Photograpyまでご相談くださいね。