幼児(1歳児)パスポート写真 自宅で撮影〜提出まで

1歳7ヶ月になる娘と家族3人で台湾旅行へ行くためのパスポートを取得しました。

スマホ写真の加工方法

今回はパスポート申請用の写真を携帯電話(スマホ)で撮影して印刷する方法、撮影と暗い写真をスマホで加工する方法を紹介します。

まず、写真撮影に使ったカメラですが、始めはiphone7の純正カメラアプリのポートレートモードを採用しました。ポートレートモードで撮影するとくっきり、ピントがしっかり合うのですが、シャッタを押してから取れるまでに時間がかかりチャンスを逃すことが多く苦戦しました。ですがパパ&ママ二人で協力できるなら問題ないと思います。

パスポート申請用写真の規格は結構厳しく、文章で読んでも何のこっちゃとわかりづらいのでリンク先のパスポート用提出写真のお知らせPDFにNG写真が沢山紹介されているので、そちらをご覧になると良いかもしれません。主に気をつけたいポイントは3つです。

  1. ピントが顔全体に合っている(ブレていない)
  2. 背景に強い影が出ないようにする(撮影する場所)
  3. 子供の目線と表情

1.撮影する場所が暗いとシャッタースピードが遅くなります。晴れの日、自然光のみで撮影しましょう。ストロボを使って撮影すると赤目や顔のテカリの原因にもなります。

2.光が横から当たっている場合、片方に影が出てしまうことがあります。真正面から当たるような場所が向いていると思います。薄い影の場合は撮影後に加工をすることで解消できます。

3. 表情ですが、笑っていたり、口をとがらせたり、または下を見たり・・・顔だけならまだしも、近づいてきてフレームアウトしてばかり(汗。これは、カメラマンとは別の誰かの協力を得るのが一番です。

パスポート写真には不採用だけど、いい笑顔♡

この写真を加工します。写真を選ぶと左上にある編集という文字をクリック。背景が黒くなります。

元の写真はこんな感じ。白トビ(テカリ)がないように、どちらかというと暗めに撮影しています。一番左にある定規マークで傾きを調整しました。

オリジナル画像1

次に、太陽のようなマークを選び、ライト・カラー・白黒・の中のライトの右側にある↓をタップ。

オリジナル画像2
ライトの選択肢の中から、シャドウ、明るさ、ブラックポイントを調整します
影が少し弱くなりました ( 傾き調整+シャドウ )
ライトで全体的に明るくします ( 傾き調整+シャドウ+明るさ )
明るくして少しぼんやりしてしまったので、ブラックポイントで引き締めました ( 傾き調整+シャドウ+明るさ+ブラックポイント)
完成!

撮影条件によって、どの項目をどれくらい調整するかは全く違ってきます。露出と明るさの作用は似ているのですが、今回の写真は暗い部分との明暗差を少なくしたかったので明るさの方が向いてたように思います。加工については私も感覚でいじっているだけなので、詳しくご説明できずごめんなさい。

ど、どうでしょうか?(汗)。

実際、この写真はパスポートで採用していませんが、この写真よりも雑に加工した写真(右下)と実際に採用した写真(左下)両方をパスポートセンターの受付の方に確認していただいて、「どちらでも大丈夫ですよ。どっちがいいですか?」と言って頂けましたので、参考にしていただけるかと思います。

今回加工の解説で使った写真がプリントと違うのは、最終的に左下の口をギュッと閉じた写真でも問題なかったので、似た写真にしました。

スマホ写真の印刷方法

さて、もう一つ大事なプリント(印刷)の部分をご説明します。顔の大きさ、上下左右の余白などが大事なパスポート写真、写真が良くても正しいサイズに印刷するという部分でハードルが高いですよね。スマホのアプリを検索しましたが、今ひとつ良いものがないなという印象です。そこで、私がたどり着いたのはパレットプラザ&55ステーションさんです。お手頃な270円で携帯の画像をパスポート用に印刷&カットしてくれる事が分かり利用しました。

お店の方は店舗で撮影された照明条件が整った写真を見慣れいるので、私の写真(左)については、逆光気味である事や体が斜めなので顔が片方に寄ってるように見えてしまう事、右側の写真だと影が強いので却下される可能性もあると言われてしまいました。

パスポートセンターさんよりも厳しいスクリーニングを事前に受ける形になったので、こちらでOKが出た写真なら問題ないと安心して持ち込めそうですね。余談ですが、写真のカットはパスポートセンターの方がサービス行ってくれます。もしコンビニプリントなどで写真を印刷した場合は切り取らずに持って行った方が無難です。

パレットプラザさんは店舗数が多く、一度は利用した事がある方も多いのかと思います。写真プリントは携帯を店頭の端末に直接つないで、パソコン画面で選ぶ事ができます。ですが、この方法は写真が大量に保存されている携帯には向いていません。携帯内にある写真をダウンロードする作業にかなりの時間がかかったり、エラーが発生しました。何度かトライしたのち、当時のパレット55プリントというアプリをダウンロードしました。(※2024年2月現在だと、「店プリ」というパレットプラザ写真プリント専用アプリを使うと良さそうです。)

このアプリのダウンロードに少し抵抗があったのですが、実際使ってみると操作はシンプルで、会員登録などの必要がないのがよかったです。プリントしたい写真を事前にネットに上げておいて店舗のパソコンにダウンロードするのですが、簡単にできました。 

というわけで、無事2019年6月6日に新宿パスポートセンターにパスポートの新規申請にし、受領してもらいました。ちなみに1週間後の6月13日からの受け取りが可能で申請時には本人(子供)を連れて行く必要はありませんが、受け取りは本人確認が必要なので保育園がお休みの日曜日に受け取りました。夏休みを控える時期というのも影響してでしょうか、子供も比較的多かった様に思います。申請は平日の午前中で所要時間は1時間少しかかりました。受け取りは15分くらいの待ち時間で済みました。

というわけで、無事パスポートを準備できました。台湾では、バケーションフォトを撮影してもらう予定です。

インターナショナルなご家族の撮影、お任せください!

MIHO IIMURA Photography